こんにちは!プロスパー代表の土田真一郎です。
ホームページを制作する際、文字数の黄金則ってご存知でしょうか?
長すぎる説明文が逆効果になることもあります。私の経験に基づいた理想的な文字数とその理由を簡単にご紹介します。
■各セクションの最適な文字数
私の経験上、各セクションあたりの理想的な文字数は70文字から90文字です。
最大でも140文字以内に収めることが重要です。
過度な説明は意味がないどころか、逆効果になることがあります。
■過度な説明の逆効果
経営コンサルタントの方が顧問先の企業に対して長い説明文を記載するように指導しているケースをよく耳にしますが、これには注意が必要です。
また、ライターの方々でも同様に長い文章を作成しているケースも多くあります。
おそらく文字数を多くして長い文章にすればSEOに有効になるという誤解から、必要以上に長い文章を書いてしまうことがあるのだと思います。
ただ単に長いだけの文章は、ユーザーにとっては価値のないものです。
特にスマホでのアクセスが圧倒的な昨今では、画面を開いて文章だらけだと情報を届けるどころか見てもらえない可能性もあります。
ホームページの直帰率の増加にも影響が出てくるので注意が必要です。
■スマホでの視認性を最優先
大切なのは、ユーザー目線でのライティングです。
最大140文字というのも根拠があり、これはX(旧Twitter)の日本語での文字制限の上限値です。
各セクションの文章量がそれを超えると、スマホでの視認性に悪影響が出ます。
もちろん、的確な改行や見出しの設置などにも配慮する必要があります。
■見出しは15文字前後に納める
これもスマホでの視認性を優先したものです。
iPhoneやAndroidの各ユーザーによって画面サイズは異なりますが、一般的に使用頻度の高い画面サイズから考えると、見出しは15文字前後に納めることがおすすめです。
理由は簡単で、1行でおさまりやすいからです。
■ページを深掘りする際の変化
なお、補足しておくと、上記はホームページのトップページに関する話です。
ページを深掘りしていく際には、ユーザーが求めている情報が変わってくるため、セクションごとの文章作成も変化させる必要があります。
■HPは、本ではない
ホームページの本質は問題解決です。
困っていることや欲しい情報を探すための手段として、ユーザーはWEBを利用します。
ユーザーが求めているのは、自分が困っていることの答えがスムーズに見つけられるかどうかです。
例えば、腰痛で困っていて整体院のホームページを見たとします。
ところが書いてあるのは、先生のプロフィールやコンセプト、身体の使い方ばかりが長文で掲載されている・・・。
ユーザーが探しているのは「腰痛が良くなるのかどうか」「診察時間、最終受付時間」「健康保険使用できるのか」「自費治療なのか」などです。
これに答えられないホームページは、もはや役に立ちません。
もちろん、プロフィールやコンセプトなどを否定しているわけではありません。
大切なのはホームページの構成と優先順位です。
コラムやブログなどでは、むしろどんどん発信してほしい内容です。
■まとめ
ホームページの各セクションの文字数を意識することは、ユーザーにとっての利便性を高めるために非常に重要です。
適切な文字数を保ち、ユーザー目線でのライティングを心がけることで、より効果的なホームページを作成できます。
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